釣行日 | 2017年5月28日(日) |
港と船 | 波崎港 仁徳丸 |
ホームページ | http://jintokumaru.com/ |
釣りもの | アコウダイ(メヌケ) |
前回の楽しい釣りが忘れられず(もちろんその日はでき過ぎた日である、と自分に何度も言い聞かせましたよ!)、今回も勢いメヌケ船に乗ることにした。近場の港から出ている他の釣りものも考えてはいたのだけど、メヌケの迫力を知ってしまうと時間と金を余分に費やしてもそっちに行きたいなぁ、となってしまう。それと単に仁徳丸のメヌケ船に過去2回乗っているので、初のソロ釣行に不安が少ないというのも大きな理由のひとつである。
今回は幹糸100cmにハリス45cmの10本ハリ仕掛けを5セット作成し、餌はイカ短冊、サンマ短冊、鶏皮などを染色したものを用意した。自分なりには万全の準備ができていたと思っていたのだけど、結果としては本命のアコウダイはホゲり(上写真は竿頭の人から1匹いただいたメヌケ)、外道でメダイ、オキギス、サバのみの釣果だった。原因は2ノット程度のやや速めの潮流の中での底取りがうまくいかなかったことだと思っている。
1.場所、2.エサ、3.仕掛け、と昔に何度も読み返した西野弘章著「防波堤釣りの極意」にはそんなことが書かれていて、それは単純ながらもつい忘れられてしまうことである。意味することは、まず1番大事なことは魚がいる場所で釣りをすること、その次に狙いの魚に適した餌を使用すること、最後に適切な仕掛けを用意すること、3つとも大事なことだが序列をつけるならこの順になるという話だ。僕も(と言うかおそらくほとんど全ての釣り人も)その通りだと思っているし、それがとても重要なことだとも考える。
これは餌と仕掛けが(この2点も自分なりというだけだけど)万全であっても、魚のいる棚にその仕掛けと餌が入っていなければ、当たり前いつまでたっても魚は釣れないということ(仕掛けを垂らすポイントに関しては船長に頑張ってもらう!)。メヌケは海底の根やかけ上がりに這いつくばっている?魚だから、オモリが底をとっている感触を感じとれないと(仕掛けとエサが底に入っていないと)、良い釣果を得ることは難しいのだろう。
前回のメヌケ釣行のときのように潮の流れが緩やかであれば、オモリが底に当たる感触だったり、オモリを担いだ竿のしなり、糸のフケなんかで、オモリを底付近に漂わせることができた。今回はそれができなかった。不思議なもので何もできないときはあっという間に釣りが終わってしまう。そんなもんで釣行後は底取りの仕方から、底取りが不可能な場合の対策など、考えられる色々な潮パターンに対して釣り人がやるべきことをしばらく考えていた。
話は変わって、今回は初のソロ釣行だった。ソロ釣行を終えて思ったのは、自分も少し大人になったなぁ、ということ。家族や釣り仲間など周囲のサポートがあるにせよ、自分でゼロから仕掛けやエサを作成し用意し、仕事と釣船とレンタカーの日程を調整する。銚子までの往復200km以上の運転、船に乗っては釣りをしながら、隣のじいさんと話したり、オマツリほどいたりした。今回は本命ゲットとはならなかったけど、釣れた外道とありがたくもらった本命メヌケはちゃんと捌いて美味しくいただく。釣りを終えたら備えあれば憂いなしと、次回の釣行に備えこうやってブログなりTwitterに記録を残す。そんな自分を我ながら、少し大人になったなぁ、と。
料理の方は、アコウダイはしゃぶしゃぶ、塩焼き(胸びれ周り、腹骨周り)、味噌漬け焼き、かぶと煮、鯛飯、アクアパッツァに、オキギスは揚げかまぼこに、メダイは刺身、味噌漬け焼き、かぶと煮に。
▲メダイの塩焼き、煮付け、刺身。メダイはヌメヌメで嫌がられるが、食べると美味!どれもおいしかった。
最後に、今回の予定はかなり無理気味な日程だったが、この釣行パターンは増えそうな気がしている。釣行前日(27日の土曜日)は通常の昼仕事で、帰りにレンタカーを借りて、一旦の帰宅。家で晩餐を、風呂で身を清め、釣り具を車へ詰め込んだら、そのまま銚子へ直行する。港前で車中仮眠をとり、当日(28日の日曜日)夜中の2時半頃から釣り支度を始め、出船し(釣り場まで爆睡)、大爆釣し、帰港は大体14時から15時頃になる(港まで爆睡)。釣り具と激重のクーラーが積まれた車が東京に着く頃にはもう薄暗い時間になっており、荷下ろしの後にレンタカーを返却する。帰宅後に、釣り具の洗浄と魚の処理をし、それらを終えた頃にはもう夜中で、翌朝から仕事!という弾丸スケジュールだ。このスケジュールは結構疲れる、それでもメヌケ釣りまた行くよ!
釣果
- アコウダイ(もらいもの)×1匹
- メダイ×1匹
- オキギス×1匹
- サバ×2匹
タックル
- 竿:DEEP IMPACT TERU STYLE 30th Anv
- リール:COMMAND Z-9
- ライン:PE12号 1400m
ポイント、反省点など
- 船中では色々忙しくてこれができないので、あらかじめ記録用紙を用意する
→何投したかを記録し、多点掛けの興奮の中でもどのハリに掛けたのか、食った餌は何だったのかを記録する - 潮流が早い日は底立ちをとることにこだわない
Twitterでのkooeiの投稿
2枠追加で5枠準備、これから餌カット! pic.twitter.com/izs9ycGDbd— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2017年5月26日
長めのサンマ短冊、長めのイカ短冊、緑染め鶏皮、赤染二股イカたん、これらに加えてヒイカを用意した。疲れたので寝る! pic.twitter.com/C7jUZmY5TD— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2017年5月26日
過去の釣行で使用したイカ短のハリさし箇所をカットし、保存しておく。その短冊の片側を二股になるように切り込みを入れた後に赤染したものが、赤染二股イカたんとなる。— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2017年5月26日
通常の餌付けプラスαでタコベイトの様にこいつをつけてやり使用するつもり(ヒラヒラが食欲をそそるのではないかと妄想)。
と、やや速潮の中での底取りが下手すぎてアコウダイはホゲり、釣果はメダイ、サバ、オキギスのみのでした— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2017年5月28日
写真のアコウダイは竿頭の人から”オマツリをよくほどいてくれてたから”とおすそ分けしてもらいました。
ありがとうございます! pic.twitter.com/qvlOgxSR6L
盛り付けあまあまだけども、アコウダイは(写真ないけど)かぶと煮、しゃぶしゃぶ、塩焼き(腹まわり、腹ビレ周り)に、メダイはかぶと煮、塩焼き(腹まわり)に、オキギスは揚げかまぼこに。味噌(アコウダイ)、粕(メダイ)にも漬けている。あとは鯛めし、鍋物などで完食予定。 pic.twitter.com/XekCJslzR6— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2017年6月1日
— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2017年6月2日
アコウダイはアクアパッツァに、昨夜と同じく酒粕漬けのメダイ。— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2017年6月3日
昨日のメダイとは全然違ってしっとり美味しかった。部位の問題か、焼き方の問題か、漬け期間の問題か、原因不明。 pic.twitter.com/v0RuW6HpGX
前回釣行の船長— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2017年6月3日
「潮が速いよ。糸止めるとオモリ浮いちゃうから着底後も糸出し続けなきゃダメだよー」
かと言って、潮に任せて糸をバンバン出していくと、オモリの浮き上がりを抑える以上にとめどなくラインが出ていくので加減が必要らしい。
2枚潮ってイメージこんなんですかね。 pic.twitter.com/q4pmfOwZxU
本当は立体なのだけど、潮の速い日を平面でイメージしてみる。— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2017年6月3日
黒①〜⑥ 着底までのイメージ
赤①〜② 着底後、糸放出をストップした場合
青①〜② 着底後、糸放出を止めなかった場合 pic.twitter.com/mU2F9OUzEI
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