隣駅にあるハラルフードを取り扱う店に出かけると、冷凍の骨付きマトン肉が売っていた。マトン肉はにおいが強烈なので、人によっては好みの分かれる食材であるけど、旨味もまた極上である。マトン肉を使うと、スパイスの刺激に負けない濃厚な旨味をもったカレーを作ることができる。
▲好みの分かれるにおいではあるが、マトン肉の旨味は強烈だ。僕はこの旨味のとりこだ。
マトン肉とピーマンのカレーのレシピ・作り方
使った食材
マトン肉 | 700g |
玉ねぎ | 1個 |
ニンニク | 2かけ |
しょうが | 2かけ |
生トマト | 小ぶりのもの1.5個 |
ピーマン | 小ぶりもの3個 |
塩 | 適量 |
サラダ油(テンパリング) | 大さじ3 |
※塩は各具材を入れるたびに少量ずつ足していく。カレーの完成が間近になった段階で、さらに少しずつ塩を足していき必ず味見をしながら塩味を決める。料理をするうえで一番大事なことはこまめに味見をすることだ。
使ったホールスパイス
パプリカ | 大さじ1 |
コリアンダー | 大さじ1 |
クミン | 小さじ1 |
使ったパウダースパイス
クミン | 小さじ2 |
ローリエ | 3枚 |
レッドチリ(朝天) | 10本 |
カルダモン | 3粒 |
シナモン | 1かけ |
※レッドチリ(朝天)は辛味の少ない品種なので、鷹の爪を使用する場合は量を3分の1程度に減らすこと。
おおまかな調理の流れ
- 下味をつけたマトン肉をソテーする。
- ソテーしたマトン肉を圧力鍋で煮込む。
- ホールスパイスをテンパリングする。
- 玉ねぎ、トマト、にんにく、しょうがを炒める。
- パウダースパイスを入れる。
- 煮込んだマトン肉とそのスープを入れる。
- ピーマンを入れて、カレーを煮込み完成。
調理のポイント反省
- 冷凍マトン肉は圧力鍋でがっつり煮込まないと固くて食べれないので注意する。
- マトン肉はとてもにおう。好き嫌いがはっきり分かれるお肉だ。
- マトン肉を購入したお店は隣駅のハラルフードを取り扱う店だ。以下参照。
▲マトン肉はここで手に入れた。戸越銀座駅が最寄りのSPICE & MEAT CENTER(タールスパイスアンドミートセンター)だ。スパイスやお肉、豆などを買いに行く。
冷凍骨つきマトン、2kgで1800円のものを購入した。あとはクミンパウダーとコリアンダーパウダー。
— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2018年3月5日
冷凍マトンは3〜400gに小分けした。そして、とりあえずのマトン粥。マトン臭が強烈だけど、旨味も強くて好きなんだよなぁ。生姜とブラックペッパー丸々、塩で味付け。明日の朝ごはんになる予定。 pic.twitter.com/FMvaAYFhze
邪悪なマトン粥、完成しました。朝飯です。 pic.twitter.com/WYnmnkEPPs
— kooei (@stnub7hl0jpzd0h) 2018年3月5日
▲マトン肉はカレー以外にもスープやお粥にしたりもする。
それではマトン肉とピーマンのカレーを作ってみよう
▲解凍した骨付きマトン肉にパプリカパウダーをまぶす。大さじ1程度。
▲マトン肉にクミンジードと塩をもみこむ。クミンシードは小さじ2程度。
▲スパイスをもみこんだマトン肉を少量のサラダ油でソテーしていく。
▲焦げ目がつくまでソテーする。
▲ソテーしたマトン肉をローリエとともに圧力鍋に入れる。水は800ml。加圧して25分間煮込む。骨付きマトンはこの工程を経ないと肉が固くて美味しく食べることができない。
▲レッドチリ(朝天)10本くらい、カルダモン3粒、シナモン1かけをテンパリングする。
▲粗めのみじん切りした玉ねぎを炒めていく。玉ねぎ1個分。塩を適量入れる。
▲玉ねぎに色がつくまで炒めていく。すりおろしたニンニク、しょうがをそれぞれ1かけずつ入れる。ニンニク、しょうがを入れるときに少量の水を一緒に入れると食材がなじみやすい。塩を少量入れる。
▲生トマトを入れる。粗みじん切り。小ぶりのものを1個と半分入れる。塩を適量入れる。
▲トマトを木べらで潰しながら炒めていく。
▲コリアンダーパウダー、クミンパウダーを入れる。コリアンダーは大さじ1、クミンは小さじ1程度。
▲骨付きマトン肉を圧力鍋で25分煮込んだもの。肉はほろほろでビーフシチューに入っている牛肉のような柔らかさ。スープにはマトンに強烈な旨味がしみだしている。
▲柔らかくなったマトン肉をカレーに入れる。
▲スープも入れる。400mlくらい入れる。塩を適量入れる。
▲ざく切りしたピーマンを入れる。小ぶりのピーマン3個分。
▲ピーマンがくたっとなるまで煮込む。少しずつ味見をしながら塩を入れていき味を調える。
▲骨付きマトン肉とピーマンのカレーの完成!圧力鍋で煮込んだマトン肉はほろほろでとても柔らかい。軟骨や筋もやわらかい。25分以上煮込むと肉が柔らかくなりすぎると思う。部屋に充満するマトンのにおいに悶絶、必須だ!うますぎるよ。
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