【スパイスカレー作り】ナスとインゲン豆と合いびき肉のカレー

2018年6月27日水曜日

スパイスカレー作り

ナスのカレー。このカレーのポイントは皮をむいたナスを大きめにカットして、素揚げにすることだ。大ぶりのナスは油をすって、トロトロのあまあまになる。

「なす」のことを「なすび」っていう人がたまにいるけど、あれは女房言葉っていうものからきているらしい。「牡丹餅」を「おはぎ」と言ったり、「鰹節」を「おかか」と言ったりするのもこの女房言葉というものからきているみたい。

wikipediaより引用

女房言葉(にょうぼうことば、女房詞)とは、室町時代初期頃から宮中や院に仕える女房が使い始め、その一部は現在でも用いられる隠語的な言葉である。語頭に「お」を付けて丁寧さをあらわすものや、語の最後に「もじ」を付けて婉曲的に表現する文字詞(もじことば)などがある。

省略形や擬態語・擬音語、比喩などの表現を用いる。優美で上品な言葉遣いとされ、主に衣食住に関する事物について用いられた。のちに将軍家に仕える女性・侍女に伝わり、武家や町家の女性へ、さらに男性へと広まった。

ナスとひき肉のカレーの完成

▲トロトロにとろけるナスが抜群にうまい。インドから帰ってきた知人が現地で食べたカレーの中でエッグプラントカレーが美味しかったと話していた。それを思い出し、試しに揚げたナスでカレーを作ってみたらこれがとても美味しかった。その知人がインドで食べたカレーはルウの上に焼きナスが丸ごとドンッと入ったカレーだったらしい。

ナスとインゲン豆と合いびき肉のカレーのレシピ・作り方

使った食材

ナス 大ぶりのもの3本
玉ねぎ 1個
にんにく 2かけ
ショウガ 2かけ
トマト 1個
合いびき肉 250g
インゲン豆 10本くらい
サラダ油(テンパリング) 大さじ3
適量
400ml

※塩は各具材を入れるたびに少量ずつ足していく。カレーの完成が間近になった段階で、さらに少しずつ塩を足していき必ず味見をしながら塩味を決める。料理をするうえで一番大事なことはこまめに味見をすることだ。

使ったホールスパイス

レッドチリ(朝天) 8本
ローリエ 2枚
カルダモン 5粒
クミン ひとつまみ
シナモン 1かけ

※レッドチリ(朝天)は辛味の少ない品種なので、鷹の爪を使用する場合は量を3分の1程度に減らすこと。

使ったパウダースパイス

コリアンダー 小さじ2
クミン 小さじ1
ターメリック 小さじ1

おおまかな調理の流れ

  1. 大ぶりにカットしたナスを素揚げにする。
  2. ホールスパイスをテンパリングする。
  3. 玉ねぎ、にんにく、ショウガ、トマトを炒める。
  4. 合いびき肉を入れる。
  5. ホールスパイスを入れる。
  6. 素揚げしたナスと水を入れる。
  7. インゲン豆を入れて、カレーを煮込み完成。

調理のポイント・反省

  • ナスは大ぶりにカットすること。これでもかってくらいに大きめにカットする。素揚げすると油をすって縮むし、最終的にトロトロになるので大きすぎる分には問題ない。
  • 今回はパウダースパイスの量をやや減らしてみた。最近はスパイス少なめの優しいカレーがマイブーム。

それではナスとインゲン豆と合いびき肉のカレーを作ってみよう

皮をむいたナスを素揚げにしていく

▲皮をむいたナスを素揚げにしていく。できるだけ大きめにカットすること。ナスは3本使った。

油がナスにしみこんでいく

▲ナスが油をすっていく。加熱を続けると水分をもどししっとりしてくる。

ナスに火が通ったらいったん取り出しておく

▲ナスに火が通ったらいったん取り出しておく。

ホールスパイスをテンパリングする。ローリエ、レッドチリ(朝天)、シナモン、カルダモン、クミン

▲ホールスパイスをテンパリングする。レッドチリ(朝天)8本、ローリエ2枚、カルダモン5粒、クミンひとつまみ。

玉ねぎを入れて炒めていく

▲みじん切りにした玉ねぎを入れる。1個分。

ニンニクとしょうがを入れる

▲すりおろしたニンニクと生姜を入れる。2かけずつ。塩を少量入れる。全体のなじみが悪かったら、ここで少量の水を足すとよい。

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▲合いびき肉を入れる。250g。塩を少量入れる。

生トマトを入れる

▲肉全体にざっくり火が通るまで炒めたら生トマトを入れる。ざく切りにしたものを1個分。塩を少量入れる。

クミンパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリックを入れる

▲今回はトマトを炒める時間を短くしてみた。ここでパウダースパイスを入れる。コリアンダー大さじ1、クミン小さじ1、ターメリック小さじ1を入れた。

素揚げしたナスを入れる

▲素揚げにしたナスを入れる。

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▲水を400ml入れる。塩を少量入れる。

インゲンを入れる

▲インゲン豆を入れる。

インゲンに火が通る程度に煮込む

▲インゲン豆に火が通ったら完成。煮込み時間を短くして、豆のシャキシャキ感が残るようにした。ここで最終的な塩味を調整する。塩は味見をしながら少しずつ足していく。

ナスのカレーが完成した。ナスがトロトロでうまい

▲盛りつけたら温かいうちに食べよう。シャキシャキのインゲン豆とトロトロのナスがとても美味しい。ひき肉を使ったカレーは旨味がよく出るので失敗しにくい。ぜひお試しあれ。